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2016.04.05

食べ物のアレルギー

口や目など、粘膜周辺の赤みや痒みが特徴的です。

足裏の赤みや毛の変色もよくある症状です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この若いゴールデンレトリーバーさんは、以前から痒みと軟便が続いていました。

虫下しをしたり、お薬を飲ませたりしても治りません。そこで、除去食試験を行いました。定期的に記録をつけながら、特別な病院食を2ヶ月間与えると、痒みも便も改善しました。さらに、以前の食事を与えると、両方ともぶり返しました。食べ物のアレルギーです。

 

食べ物のアレルギーは1回の診察でわかりません。唯一の診断法が、この「病院食で症状が治まり、以前のものに戻すとぶり返す」という結果なのです。時間がかかる分しっかりと診断でき、お薬に頼らずにつらい症状を和らげられます。反対に、食べ物が関係ないとわかれば無駄な食事制限をしなくて済みます(食べ物と無関係の皮膚病は、実は多いです)。

 

うちの子は皮膚が弱いからと食事やおやつ選びに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談下さい。病院食を上手に使って、それぞれに一番合った食生活を見つけていただきたいと思います。

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