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2017.12.07

冬の健康管理

八戸もいよいよ寒くなってきました。今回は冬の2大トラブル「太る」「肌の乾燥」について解説します。

 

「太る」

 

寒くなると散歩を嫌がったり、こたつにこもったりしていませんか?

 

運動が減ると、カロリー消費が減るだけでなく、使わなくなった筋肉が細ることで代謝が落ちます。当然、太りやすくなります。

また、特に中高齢のペットでは関節周りの血の巡りが悪くなって関節症が進みます。痛くなってますます動かない、という悪循環。人でいう「ロコモティブ症候群」ですね。

 

*対策*

防寒対策をして散歩を減らさないこと、室内でもできる運動をすることがベストです。それでも間に合わないときは意識して食事量を調整しましょう。おやつを与えているならそちらから減らすのが基本です。

理想体型はボディコンディションスコア(BCS)から知ることができます。 

 

犬のBCS

猫のBCS

 

「肌の乾燥」

 

ただでさえ冬は空気が乾くのに、ストーブの前に陣取るわんちゃんねこちゃん。。

風物詩のようになっていますが、犬猫のデリケートな肌に乾燥は大敵です。外からの刺激に弱くなり、ふけや痒みの原因になります。

 

*対策*

  • 頻度:夏より間隔をあけることが多いです。
  • お湯は30℃:熱いと皮脂が落ち、乾燥の原因になります。ぬるめにして、部屋を暖かく!
  • 擦らない:洗うときは指の腹で優しくマッサージするように。乾かすときはタオルで上から押さえるように。ふけを取ろうとゴシゴシするのは逆効果です。
  • ドライヤーは最小限:できるだけ低温、短時間にしましょう。指又など、どうしても必要な所は50cmくらい離して。
  • 医療用の保湿剤や肉球クリームが役立つこともあります。

 

なお、適切な頻度とシャンプー剤の種類は、体質や皮膚の状態によってかなり違います。個々のご相談はいつでもどうぞ。

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