7歳以上のわんちゃんはほぼ100%歯周病になる。それなのに、予防も治療もされていないのはなぜでしょう。
−−−そんな言葉から始まった昨日のセミナー。院長と2人で参加してきました。小動物歯科の第一人者である戸田先生を講師に、朝から夕方まで座学と実習を行いました。
実は、獣医大学では歯科はほとんど教わりません。そのため獣医師は卒業後に必要な知識や技術を勉強するのですが、これがなかなかに大変です。
セミナーでは、本を読んでもわからない実践を学ぶことができます。歯のレントゲン撮影のデモンストレーションをしたり、歯科器具を手に取って使い勝手を比べたり、歯のモデルを使って実際に治療してみたり。収穫の多い一日でした。
もの言えぬ(そして自分で歯を磨いてくれない)犬猫だからこそ、歯周病に対して動物病院のできることがたくさんあります。我々獣医師はコツコツと腕を磨いて、地域の犬猫の歯周病撲滅を目指します!