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2017.06.02

内視鏡を導入しました

内視鏡検査_やすだ動物病院ついに、当院でも内視鏡(胃カメラ)が導入されました。人間ドックでおなじみのこの機械ですが、犬や猫ではどのように使われるのでしょうか?

 

一番多いのは、異物の取り出しです。犬や猫は思いがけずにいろいろなものを飲み込んでしまうものです。果物の種やおもちゃ、布など。吐き出すことも、便に出ることもない場合は取り出すしかありません。そこで内視鏡なら、(形や大きさによっては)お腹を切らずに引っ張り出すことができるわけです。

 

また内視鏡は、胃腸の内側を直接見られるため、レントゲンや超音波でわからない病変を見つけることが得意です。合わせて、粘膜の一部をつまんで採る「生検」を行うことで、病気の診断を確かなものにすることができます。

 

どちらの場合も、人間とは違って全身麻酔をします。そのような機会がなければ何よりですが、検査や治療が必要なときにはより負担が少なく確実な方法を取りたいですね。

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