みなさん、スリッカーをご存知ですか?ペット用の金属製ブラシです。被毛のお手入れに便利なグッズですが、皮膚の弱い犬猫では思わぬトラブルにつながることがあります。
スリッカーの尖った先端は、軽くとかしたつもりでも細かいひっかき傷を作ります。ひっかき傷は皮膚のバリアが途切れた状態ですから、そこからアレルギーのもと(アレルゲン)が侵入したり、菌が増殖したりするのです。
特にこんな場合は要注意です。
・抜け毛が気になって頻繁にスリッカーをかけている。
・背中を中心に毛が薄く、かさぶたが出来ている。
・トリミング後に痒がる。
元々ある皮膚病を悪化させていることもありますので、思い当たる方はご相談下さいね。