ハリネズミの飼い方

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    体重 雄:400〜600g
    雌:300〜400g
    寿命 平均:4〜6年(長いもので8年)
    体温 35.4〜37.0

温度・湿度

22℃~32℃の間に維持する必要があります。理想的には24℃~29℃です。
寒すぎたり、暑すぎたりすると休眠状態に陥ります。もともと冬眠などする動物ではありませんので、体に大変な負担がかかります。好ましい湿度は40%以下。

床材

柔らかく、吸湿性に富んだものが良いです。こまめに汚れたところを交換します。アスペンの削りくず、干し草、シュレッダーにかけた古新聞など。ワイヤー(怪我)、杉など針葉樹の削りくず(過敏症)、ほこりの出る床材(呼吸器障害)、コーンコブ(消化管内異物)、においのある床材(過敏症)は避けます。

照明

ハリネズミは夜行性です。明るい光を嫌いますが、日中弱めの光10~14時間供給する必要があります。

トイレ

中にはトイレを利用するハリネズミもいますが、利用しないハリネズミもいます。トイレを設置する際は植物性のものが良いようです。糞が付着することで皮膚炎が起こりやすいので、汚れたところはこまめに掃除します。

  1. トイレトレーニングの仕方
  2. ・ケージ内にした糞を全てトイレの中に入れておく
  3. ・食後に囲いをつけたトイレに閉じ込める
  4. ・他のハリネズミの糞をトイレに入れておく
  5. ・いつも排便している場所にトイレをおく

運動

回しぐるまを是非設置しましょう。その際、ワイヤー製のものを選んではいけません。足を引っ掛けて怪我をする場合が有ります。また、広い場所での運動も毎日させます。活動的なハリネズミに必要なケージの大きさは60cm x 90cm以上とされています。

食事・水

主食としてハリネズミ専用フードを水でふやかしてあげます。大人のハリネズミで小さじ3〜4杯を1日に与えますが、年齢、活動量、妊娠の有無により増減します。

その他にも下記のような副食を毎日与えたほうが良いようです。

  • 小さじ1〜2杯程度の犬猫の缶詰、加熱した肉(ミンチ)や卵、ミルワームなど
  • 小さじ1杯程度の野菜・フルーツ(豆類、加熱した人参・かぼちゃ、トマト、バナナ、ぶどう、りんごなど)

牛乳は下痢の原因になることがあるので注意が必要です。ナッツ、種子食、硬いもの(生の人参など)は口の中で詰まることがあるので避けます。生の肉や卵は与えてはいけません。

水は新鮮なものをいつでも飲めるようにしておきます。ぶら下げるタイプのウォーターボトルも利用できます。

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