うさぎの食事

うさぎの診療|青森県八戸市やすだ動物病院

うさぎは食事管理が健康を保つ基本になります。
好き嫌いや食べ過ぎを避けて、不溶性食物繊維(牧草)をしっかりと食べさせましょう。

甘いものの食べ過ぎは偏食を招きます。
「牧草を食べて欲しいのに好き嫌いしてしまう」そうならないように普段から粗食にしっかりと慣れさせる必要があります。

食事の主体となる牧草

うさぎの食事は牧草を主体とします。

基本的に、いつでも

  • アルファルファ
  • チモシー

などの牧草(干し草)を制限なく食べられるようにします。

注意)
ただし、食べすぎが肥満の原因になることもあります。
その場合は量を減らすか、低カロリーな牧草(チモシーなど)の割合を増やします。

人工飼料について

人工飼料(シリアルミックス、ペレットフード)は、手軽に栄養バランスがとれ便利です。

しかし、人工飼料のみの食事では、

  • 咀嚼時間の不足による不正咬合
  • 良質な粗繊維の不足による胃腸障害

などを起こすと考えられています。

1日あたりの給餌量(目安)
  • 生後4ヶ月まで:体重の5%
    生後4ヶ月〜1歳:体重の3〜5%
  • 1歳〜:体重の1.5〜2%

シリアルミックスの場合、特定のものだけ選り好みする場合は栄養が過不足になります。
そのようなときはペレットフードへの変更を考えます。

牧草以外の野菜

野菜を食べるウサギ|八戸市やすだ動物病院

牧草以外にもいろいろな野菜を毎日与えると良いでしょう。

  • 水菜
  • 山東菜
  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • 人参
  • セロリ
  • カリフラワーの葉
  • レタス(適度に)
  • パセリ
  • 大根の葉
  • ほうれん草(週1回まで)

    上記の野菜が好ましい(安全)と考えられています。

    注意)
    野草(ハコベ、クローバー、タンポポ、オオバコ)は、本来うさぎにとって理想的な食事と考えられています。
    しかし、実際には農薬、感染症などの心配があります。与える場合は注意が必要です。

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